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福岡北九州フェニックスが九州アジアリーグに正式加盟!台湾・韓国との連携にも示唆

プロ野球球団「福岡北九州フェニックス」は9月17日、北九州市内で記者会見を開き、独立リーグ「ヤマエ久野九州アジアリーグ」への加盟が承認されたことを発表した。

「歴史が浅くチャレンジしやすい」

記者会見で話す球団代表の河西智之氏と創設者の堀江貴文氏 撮影:編集部

福岡北九州フェニックスは、実業家の堀江貴文氏が創設したオンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」を母体として2021年に設立された福岡県北九州市に本拠地を置くプロ野球球団。独立リーグのヤマエ久野九州アジアリーグへの参入を当初より目指していた。

記者会見には球団代表の河西智之氏と創設者の堀江貴文氏が出席。HIU出身者でもある河西氏は「開幕に向けて監督やコーチは選定中。ロゴやエンブレムは10月をめどに決定する。ファン投票で決めることを予定している」と今後の流れを説明した。

堀江氏は「福岡にはソフトバンクホークスがある。ただ、裾野は広がれば広がるだけいい。プロ野球を見たことがない人を球場に呼んだり、ネット配信を見てもらったり、そういった部分ではまだまだやる余地はあると思っています」と球団設立の意図を語った。

また、今後の展望については、台湾や韓国との連携といった国際化や、ボールパーク構想、収益化の1つとしてスポーツベッティングの可能性にまで言及。「歴史が浅くチャレンジしやすい」と広い視野を持ちながら事業としての可能性を探っていくという。

九州アジアリーグは来春に開幕する。野球界に新しい風を吹かせるべく、虎視眈々と準備を進めている。