株式会社アマネク(東京都千代田区、代表取締役:安達禎文)は、運営ホテル「アマネク新宿歌舞伎町」において、独自開発の決済サービス「HEYAZUKE(ヘヤズケ)」の運用を2025年7月より開始した。
本サービスは、宿泊者が客室カードキーを提示することで周辺加盟店舗や館内設備の支払いを“部屋付け”にでき、チェックアウト時に宿泊費と一括精算する仕組みである。
「HEYAZUKE」は、ホテルと街の店舗が連携し、地域全体で観光客をもてなすことを目的とする「地域活性化ホテル」構想の一環である。2021年12月に「アマネク別府 ゆらり」で初導入され、今回が2施設目となる。特にアマネク新宿歌舞伎町では宿泊者の9割以上が訪日外国人であり、キャッシュやクレジットカードを使わずに日本文化を体験できる環境を整えることを狙いとしている。
サービスの特徴
- 加盟店・館内設備でのキャッシュレス決済
飲食店やエンターテインメント施設、館内の自動販売機・コインランドリーなどに設置された専用端末にカードキーをかざすだけで決済可能である。料金はチェックアウト時に一括精算するため、現金やカードの提示は不要である。 - カードキーケース型MAPによる観光促進
カードキーケースに印刷された周辺MAPで、日本食、伝統文化体験、エンタメ施設など約10の加盟店を紹介。利用者は好みに応じて街歩きを楽しむことができる。 - 加盟店特典
飲食時のドリンクサービスや体験スポットでのギフト提供など、加盟店利用者向けの特典を用意している。
加盟店には「しゃぶ叙」(しゃぶしゃぶ)、「KABUKI寿司」(寿司)、「和装レンタル衣装 きぬも」(着物レンタル)、「歌舞伎町劇場」(大衆演劇)など、日本文化に触れられる施設が名を連ねる。
ホテル概要
アマネク新宿歌舞伎町は2023年4月開業。新宿駅から徒歩10分、東新宿駅から徒歩5分と好立地で、全169室の客室とスタイリッシュなデザイン空間を有する。竹製アメニティの採用など、サステナブルな取り組みにも注力している。
所在地:東京都新宿区歌舞伎町2丁目24-10
アクセス:新宿駅徒歩10分/東新宿駅徒歩5分/新宿三丁目駅徒歩8分
客室数:169室(地下1階、地上14階)
開業日:2023年4月28日(金)
URL:https://amanekhotels.jp/kabuki/
ZEROICHI編集部としての注目点
- 地域活性化×ホテル経営の融合:宿泊施設を中心に街の加盟店と連動する事例は、観光業界における新たなモデルケースとなる。
- インバウンド特化の決済体験:訪日外国人比率9割というデータはインバウンド観光の現状を示す象徴的事例であり、観光マーケティング視点からも価値が高い。
- 決済インフラと観光コンテンツの一体設計:単なるキャッシュレス化にとどまらず、加盟店特典やMAP連動など、消費行動と移動行動を同時に促す設計が注目に値する。
※本記事は、原文から一部編集・要約して掲載しています。