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『HelloBoss』、世界No.1のEOR事業を手がける米デカコーンDeelと業務提携し、海外AI人材を3ヶ月単位で活用できる新サービス「Global Remote Hire」をローンチ

株式会社NGA(本社:東京都港区、CEO:Alex Wang)は、同社が提供する第3世代AI採用サービス『HelloBoss』において、米国発のグローバルHR企業Deel Inc.(本社:カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:Alex Bouaziz)※¹ と業務提携し、新サービス「Global Remote Hire」を2025年5月28日にローンチした。このサービスは、日本企業が海外AI人材を3ヶ月単位でリモート活用できる仕組みを提供し、国内のAI人材不足問題の解決を目指すものである。

業務提携の背景と目的


■背景:国内AI人材の需給ギャップと海外人材活用の課題
経済産業省の推計によれば、2030年にはAI人材が最大12.4万人※² 、IT人材全体では最大約79万人が不足する可能性が指摘されている 。※³ また、2024年6月時点で、ITエンジニアやクリエイティブ分野の正社員転職の求人倍率は約10倍※⁴ に達しており、人材需給ギャップの深刻さが際立っている。
一方で、海外のリモート人材の活用には、選定から雇用契約、税務・労務対応に至るまで、煩雑な手続きや対応が求められるという課題がある。

「Global Remote Hire」の概要と特長


「Global Remote Hire」は、『HelloBoss』のグローバルなAI人材ネットワークとDeelのEOR(Employer of Record)ソリューションを組み合わせた、越境採用・雇用を一括支援するワンストップサービスである。


主な特長は以下の通り:
■ワンストップでの採用・雇用支援:企業は『HelloBoss』との契約のみで、候補者の選定から面接、契約、現地通貨での給与支払い、労務や税務処理に至るまで、すべてのプロセスをオンラインで完結できる。
■豊富な人材ネットワーク:『HelloBoss』が持つ50万人超の海外AI人材ネットワークから人材を選定可能で、居住地は北米からヨーロッパ、アジアまで多岐にわたる。


■柔軟な契約期間:契約期間は3ヶ月単位で設定でき、プロジェクトの規模やチーム構成に応じてフレキシブルな運用が可能である。
■迅速な稼働開始:入社手続きはスピーディに完了し、業務開始まで最短1週間と、スムーズな稼働開始が実現できる。
これにより、日本企業は現地法人を持たずとも、海外AI人材を必要な期間だけ、最適な契約形態で活用することが可能となる。

今後の展望


「Global Remote Hire」は、AI分野にとどまらず、他の職種にも対象を広げることで、より多くの日本企業のグローバル展開を後押ししていく方針である。『HelloBoss』は、国境や制度の壁を越えて働きたい人と、最適な人材を最適な形で求める企業をつなぐ世界の人材流動インフラとして、採用のあり方そのものをアップデートしていく所存である。

※¹Deelは、2024年に、グローバルソフトウェアサービス評価サイトG2で、海外雇用代行サービス
提供企業として最も高い格付けであることが認められました:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000090798.html

※²「IT人材需給に関する調査(概要)」経済産業省
情報技術利用促進課 2019年4月: https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/gaiyou.pdf

※³「IT分野について」経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課: https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_06_00.pdf

※⁴「ITエンジニア・クリエイター正社員転職/フリーランス市場動向 2024年6月」
レバテック株式会社 :https://leverages.jp/wp-content/uploads/2024/08/996a6f3cf15c20314eeddaa94a6e31f2.pdf


詳細およびお問い合わせは、以下のURLを参照ください:
https://helloboss.com/deel

※本記事は、原文から一部編集・要約して掲載しています。