株式会社クラウドドクター(大阪市北区、代表取締役:赤松敬之)は、オンライン診療プラットフォーム「クラウドドクター」において、38言語対応のリアルタイム翻訳機能を2025年8月8日より正式にリリースした。本機能は、医師と患者の音声通話内容を即時に相互翻訳し、双方の画面に字幕として表示するものである。これにより、訪日外国人旅行者や多国籍労働者が、日本国内の医療サービスに言語障壁なくアクセスできる環境が整う。
機能概要
- 対応言語:英語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、ベトナム語、ポルトガル語、タイ語、ロシア語、アラビア語など38言語
- 翻訳方式:診療中の音声通話をリアルタイム相互翻訳し、字幕表示
- 利用対象:「クラウドドクター」の全診療メニューに対応
開発背景
訪日外国人や外国人労働者の増加に伴い、医療現場では「受診場所が分からない」「症状を正確に伝えられない」といった課題が顕在化している。クラウドドクターはこれらの障壁を解消するため、オンライン診療に多言語翻訳機能を統合した。言語依存のない医療体験を通じ、誰もが安心して医療サービスを受けられる社会の実現を目指す。
クラウドドクターについて
同サービスは「最適な医療を即時に」という理念のもと、スマートフォン1台で最短3分、24時間365日、医師への相談・診療・薬の受け取りが可能なオンライン診療プラットフォームである。通院負担を軽減し、自宅や職場から専門医にアクセスできる仕組みにより、医療をより日常的なものへと変革している。
代表コメント
代表取締役の赤松氏は、「医療×言語の課題は社会的インフラにおける重要テーマである。38言語対応のリアルタイム翻訳機能は、多国籍環境を支える宿泊業、教育機関、企業などにとっても大きな価値をもたらす」と述べている。
社名:株式会社クラウドドクター
所在地:〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-1-22 野村不動産西梅田ビル12階
設立 :2024年5月31日
代表者:代表取締役 赤松敬之
事業 :オンライン診療プラットフォームの開発・運営
URL :https://cloud-dr.jp/
ZEROICHI編集部としての注目点
- 社会的課題への直接アプローチ:医療アクセスの言語障壁は観光・労働双方に影響する重要テーマであり、公共性の高い技術導入である。
- 実用性と即効性:全診療メニュー対応かつリアルタイム翻訳という点で、実運用への移行がスムーズで、社会実装性が高い。
- 多分野波及効果:医療分野だけでなく、宿泊・教育・ビジネス領域での活用が見込まれ、インバウンド需要の拡大とも親和性が高い。
※本記事は、原文から一部編集・要約して掲載しています。