GWも間近に迫ってきた。旅先や自宅で、読書時間を楽しみたい人も多いだろう。そこで、堀江貴文氏がすすめる本・漫画を紹介しよう。
2024年2月11日公開の『ホリエモンチャンネル』は堀江氏が2023年に購入した優れものアイテムをリコメンドする人気企画。そのなかで「読んでおもしろかった！本・漫画」部門から選りすぐりの3作品を紹介している。
ノンフィクションから企業小説まで、堀江氏が「一気に読んだ」と話すおすすめの作品だ。
ホリエモンの2023年ベストバイを大公開します！【最新ガジェットやエンタメ、美容まで】
1：「負けへんで! 東証一部上場企業社長vs地検特捜部 : 山岸 忍」
堀江氏が冤罪事件の怖さが分かる本として挙げ、「本当に教訓になるお話だった」というのがこちらの一冊『負けへんで! 東証一部上場企業社長vs地検特捜部』だ。
大阪の不動産デベロッパーで、新興マンションデベロッパーでは関西一と言われていた東証一部上場企業『プレサンスコーポレーション』の社長だった山岸忍氏。その山岸氏がある日突然逮捕され、有罪判決を受けそうになる。
結果として、大阪地検特捜部の暴走で冤罪になり、無罪判決を勝ち取ったが、山岸氏はこの一件で会社を追われ、現在国家賠償請求訴訟を提起している。堀江氏が「こんな事件が起こり得るんだ」と驚く、免罪事件の怖さがリアルに描かれた一冊だ。
2：「離婚予定日 : 粕谷 紀子」
続いて紹介するのが、20年以上前の漫画作品で『離婚予定日』。当時ガラケーすらあまり普及していなかった時代の話だ。
旦那が突然、「お前みたいなぐだらない嫁とはもうこれ以上生活できない」と離婚を切り出し、「2年後に離婚しよう」と離婚予定日を決めたことから、嫁が覚醒していく作品だ。堀江氏曰く、「ラストが結構衝撃」とのことで、ストーリーが非常に面白く一気に読んだ作品と話す。
3：「トヨトミシリーズ3部作 : 梶山三郎」
最後の作品は、堀江氏が「あまりにもリアルな描写すぎてこれは本当に大丈夫なのか」とまで感じたという『トヨトミの野望』『トヨトミの逆襲』『トヨトミの世襲』のシリーズ3部作となった企業小説だ。
作品はトヨトミという架空の企業を通して描かれた小説でありながら、モデルになったとされるトヨタ自動車の内情に深く迫っている。
トヨタ自動車の元社長奥田氏や豊田章男氏、章男氏の長男である豊田大輔氏がモデルとされる会長や社長が登場しており、綿密な取材をもとに描かれた真実に迫るストーリーに一気に引き込まれる。堀江氏は中でも『トヨトミの野望』が特に面白くおすすめと語る。
堀江氏が上記に挙げた作品のジャンルをみていくと実に幅広く、ビジネスに留まらない知識や広い見識をもつ堀江氏の思考力の高さにも頷けるだろう。
GWはホリエモンおすすめ本で読書時間を楽しんでほしい。
堀江貴文氏の発言全文は、『ホリエモンチャンネル』（YouTube）で公開しています。
Photo：ホリエモンチャンネル
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