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「介護離職ゼロ」を仕組みで実現 社労士×ケアマネが企業を伴走する新サービス『CareNavis』提供開始― 早期発見・早期対応で従業員の不安を解消し、離職抑制と採用力強化を同時に実現 ―

株式会社テンポイント(静岡市葵区、代表取締役:梅田貴彦)は、介護支援の新サービス CareNavis(ケアナビス) の提供を開始した。本サービスは、社労士とケアマネジャーによる外部専門家チームが企業の福利厚生として介護相談を一元化し、早期対応から急変時まで伴走する仕組みである。従業員の離職リスクを低減し、採用力や定着力を高める新たな企業インフラを目指す。

CareNavisの詳細

  • 相談窓口の一元化
  • 入退院・施設調整などの有事対応
  • 月刊「介護通信」による啓発
  • 管理職向け研修
  • 月額3,000円からの低コスト料金設計を備える。

静岡市での提供を皮切りに、今後は静岡県全域から東海・首都圏、さらに全国主要都市へ展開を予定している。
代表の梅田氏は、ケアマネジャーと社労士双方の現場経験から「家族が情報のハブにされる構造を変えたい」と語る。CareNavisは外部専門家がその役割を担うことで、企業と従業員が安心して働き続けられる環境を支援する。

株式会社テンポイントについて

本社所在地:静岡県静岡市葵区相生町3-11
代表者:梅田貴彦
設立:2014年09月
URL:https://tenpoint.work/

ZEROICHI編集部の注目点

  • 「労働と福祉」を接続する新インフラ:これまで個人や家族に委ねられていた介護調整を、企業制度として外部専門家に委託する発想は構造的に革新である。
  • 採用・定着力の視点:人材不足時代において、介護離職の防止は企業の競争力強化に直結する。特に「福利厚生×介護支援」の融合は今後の標準モデルとなる可能性が高い。
  • 地域から全国への展開性:静岡市から全国都市圏へ広がるモデルケースとして、自治体や金融機関との連携による「地域標準化」のアプローチは注目すべき実装戦略である。

※本記事は、原文から一部編集・要約して掲載しています。