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ホリエモン発案のエンタメパン屋『小麦の奴隷』が手掛ける「地方創生プロジェクト」とは?

『小麦の奴隷』を展開している株式会社こむぎの(本社:北海道広尾郡大樹町、代表:橋本玄樹)は、『全国!小麦の奴隷プロジェクト』を始動させ、地方都市での開業支援をスタートさせた。

エンタメパン屋『小麦の奴隷』とは?

『小麦の奴隷』は、実業家の堀江貴文氏が発案したことで始まった地方活性型ベーカリーブランド。

北海道の大樹町という人口5,400人の町から始まり、その後「カレーパングランプリ2020」で金賞を受賞。全国各地に店舗を拡大しており、今後約50店舗の新規出店が決まっている。

写真:エスダムスメディア

店内には『小麦の奴隷』の名物である「ザックザクカレーパン」のほか、地元食材を使用したオリジナリティ溢れるパンが売られており、新店開業初日には長蛇の列ができるほどの盛況ぶりとなっている。

人口5万人以下の地方都市で開業支援をスタート

写真:エスダムスメディア

今や全国に展開を広げる『小麦の奴隷』が新たに始動させたのが、『全国!小麦の奴隷プロジェクト』。

このプロジェクトは人口5万人以下の地方都市での出店を対象にしており、出店時にかかる開業コストを抑え、パン職人の経験や集客のノウハウがなくても始められるようにパートナーをサポートするものだ。

具体的には機材の一部をレンタル可能にしているほか、フランチャイズノウハウがある同店から出店することによって経営経験がなくても出店することを可能にしている。

また、同プロジェクトは地方のホテル内のテナントに出店する場合も対象になる。ホテルとの交渉が必要になるものの、設備や電源の導入が可能ならばホテルの朝食として 『小麦の奴隷』 のパンを提供することもできるだろう。

パン職人経験や経営経験がない人へのサポートのほか、機械購入の一部が不要になることで初期投資を大幅に削減することを可能にした 『全国!小麦の奴隷プロジェクト』 。同プロジェクトを通じて様々な地方での出店が増えることで町や人々に活気を与えられるほか、地方を活性化させるきっかけとなるだろう。

小麦の奴隷

オンラインサロンHIU(堀江貴文イノベーション大学校)に集まったメンバーのコミュニティから堀江貴文氏の声かけによって生まれたエンタメパン屋。豊かな地元食材を使用することで、地域のオリジナリティを打ち出せるパンを発売しており、地方活性型のベーカリーモデルを確立している。