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「将来的には人工冬眠で宇宙旅行も可能に」 【理研・辻孝が語る「再生医療」の最先端!その2】

堀江貴文氏は8月10日、理化学研究所の辻孝氏を取材。「再生医療」の最先端などについて話を聞いた。(初回配信日:2015年8月10日)

人間の体の中には「神経」「筋肉」「骨」などを作る幹細胞がストックされている

堀江 最近、「幹細胞」ってすごく注目されているじゃないですか。例えば、脂肪肝細胞を豊胸に使ったり、シワ取りに使ったり。あとは、骨髄幹細胞とか。

 幹細胞研究は、骨髄幹細胞(造血幹細胞)の研究から始まりました。1960年代頃のことです。

堀江 1960年代なんですか。

辻 そうなんです。原水爆実験で大量の放射線を浴びた人が、血液を作れなくなってしまった。「彼らを助けるためにはどうしたらいいか」という研究をしていたら、その結果、血液のもとになり造血幹細胞が骨の中に合うことが分かりました。それが骨髄移植になったわけです。例えば、堀江さんの骨髄を僕の骨髄の中に移植すると、僕の血液成分と堀江さんの血液成分が同じになるんです。それで、どうも血液のもとになる幹細胞が骨髄の中にあるんじゃないかということで始まったんです。

堀江 へー。

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その3に続く

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Photograph/Edit=柚木大介 Text=村上隆保

辻孝(Takashi Tsuji)

理化学研究所多細胞システム形成研究センター器官誘導研究チームリーダー。1962年生まれ。岐阜県出身。新潟大学、新潟大学大学院、九州大学大学院を卒業後、日本たばこ産業研究員を経て、2001年に東京理科大学助教授。2007年に東京理科大学教授。2014年から現職に。京理科大学客員教授、東京歯科大学客員教授、九州大学非常勤講師。